民主主義が長く続くと・・・
私はアニメなどには興味がありませんが、確かに規制緩和、規制緩和と声高に叫ばれるわりには、むしろ規制は増えていく方向に向かいつつあるように思えます。
立法(代議士)のお仕事は極論してしまえば「〜ヲ禁ズ」にある訳ですから規制の増加は民主主義の本質に起因する問題であるといえるでしょう。例えば北欧の都市景観に関する異常ともいえる規制や"PoliticalCorrectness"を意識しすぎた歪んだ表現規制などにはむしろ不安すら感じてしまいます。
私は国旗国家については一国家であれば当然制定されて然るべき物と考えております。しかしそれが制定される事と、それに奉じる事は別問題であり個人の意思が尊重されるべきでしょう。問題は個の良識や自由が尊重されるほど我々の社会が成熟していなければ寛容でもない、という一点につきるのかもしれませんね。
"ゆとり教育"という名の元に、進学システムの制度上、福祉活動への参加が強制されているような実体もあります。福祉活動そのものは大いに尊重されるべきものですが、それが強制されてしまう集団心理(国民性?)に国旗国家問題の一面を垣間見る思いです。
行き過ぎた道徳教育は偏った良識に支配された狭隘な人間を大量生産してしまう危険性もあるのでは、と少しばかり危惧しています。
//----
最近、イオンクラフト(リフター)なる怪しげな装置を自作し、本日、浮上実験を行います。いずれは実験結果等を整理して紹介したいと思いますので、興味がおありでしたらHPを覗きにきてください。