Post ID:2014
お住まい:東京都
フジテレビで「もし世界が100人の村だったら」という番組をやっていて、感心してみてしまいました。もとネタは同名の本で、存在は気になっていました。(僕は天の邪鬼なので売れ筋の本をわざとみない習性が…(^^;)
番組は、子供に焦点を絞ってやっていました。世界人口63億の中、80万人の子供が兵隊をしているだとか、虐待によるストリートチルドレン増加とか、働く子供などの問題をやっていました。
メインに登場するのは数人の子供なので、情報としては少なすぎるのですが、それ以上に自分が知らなさすぎるというのがあって、まずは充分なインパクトがありました。同じ様な子供が10万、100万単位でいると…。
あえて自分の天の邪鬼的ひねた見方をしてみると、番組としての演出もあるわけで「可哀想な子供」という見せ方をしている捉えてみるなら「何が幸せなのか?」という疑問にもブチ当たります。可哀想さ(価値観)を押しつけていないか、とか。
それはともかく素直に、食べるものがないだとか、戦争に行く子供の姿は見るに耐えられないものがありました。
親を殺された11歳の子が(8歳〜)今まで4人殺したとか言っていたり。親から虐待を受けた子供が路上生活をして、警察が保護するとまた親に戻すとか。単純には解決しないですね。
もっとこういう番組をやって欲しいなぁと思いました。王道の子供ネタから飛び出たネタもみたいです。…ここでリクエストしてもしょうがないけど(笑)。
アメリカ対イラク戦争で、世界とアメリカの世論がかけ離れていたのは、一般的なアメリカ人が海外のことを知らなさすぎる(感心がない)ことも指摘されていました。色んな視点があるにしても、まず知ることは大事だと思いましたよ。