茨城県へ行ったり来たりと、心菜ちゃん4ヶ月

茨城へ嫁いだ妹が、震災の影響もあって、一度東京で過ごしたいと言った。そういう訳で、4月中旬に妹を迎えに行き、先日また茨城へ送りに行った。
その間の約2週間の出来事と、妹の子ども心菜みいなちゃんの写真を紹介。
(写真はクリックで拡大します)

心菜ちゃんが東京に来た〜

心菜ちゃん、4ヶ月。ちょっと見ない間に顔つきがしっかりしてきたね。

お散歩前の1コマ

心菜ちゃん、可愛い〜♪
でもその前に妹の顔がウケる(笑)

震災と福島の原発事故のあと、妹は0歳児の母として、心菜ちゃんを散歩させる気になかなかなれなかったそうです。

(…茨城の放射線量は数値的には福島の次に高いのと、赤ちゃんの細胞は影響を受けやすいというのがあります)


心菜ちゃんとたんぽぽ

お散歩中。たんぽぽ咲いてるよ〜♪

(…新聞等に載る放射線量は地上から10〜20mの高さの装置で計っているそうで、人間が影響を受ける地表から1m付近で計っている人は2倍程度高いと報告してます。気になる人は自分で調べてね)


陽気で陽気

春になると、ひとりで笑いながら歩いている人を見かけますが、この人もそうに違いない!(笑)
どうぞストレス発散して下さい。

(…放射性物質が雨などで地面に降り、地表の方が線量が高くなる。背の低い子どもほど地面に近く、若い細胞なので影響を受けやすいのは皮肉です。3月15日は、実は東京でも…ぁあ〜もう腹立たしいので書くの止めた!)


心菜ちゃん、泣く

ご機嫌を損ねる、心菜ちゃん。
この写真をみて、みんなで大爆笑!!元横綱、朝青龍みたい?!


笑顔の心菜ちゃん

笑顔の心菜ちゃん。
子どもの笑顔には救われますね♪

健康で元気に育っておくれ。



これで今回の、心菜ちゃんの写真はおしまい。もう茨城へ帰っちゃったんだ。



茨城県で気がついたこと

先日は茨城の家で、地震を体験した。
震度3程度だったけど、まず地鳴りがゴーーーッと近づいてきて、地震が起きた。テレビや携帯の緊急警告音よりよっぽど実感があって身構える感じ。(^_^;)
本震のすぐ後は一日中そんな感じだったそうで、なんとも恐ろしや…。

高速道路は、4月中旬に迎えに行ったとき、常磐道の帰り道(上り)で所々凸凹による衝撃を受けた。もちろん普通に走れたけど、心菜ちゃんを乗せていたので気になった。5月頭にはほとんど凸凹を感じず「直している人たちがいるんだな〜」と思いを馳せたのでした。道中はどちらも混んでなくて、ゴールデンウィークでもスイスイ。



茨城県で桜を撮った(おまけ)

4月中旬の茨城県はちょうど桜の見頃だった。東京の自宅付近とは2週間程ずれているのかな。

桜

独りで高台の公園へ行ってみた。海が見えますね。美しいとは何であろう…と考えたりします。


桜のある風景〜福島方向

福島県の方向。
向こうへ行けば行くほど、海岸沿いの被害が大きいのだと思う。

水平線にみえるが、中央よりちょっと右まで陸なのだ。いわきの出っ張ったところだと思う。ここからそこまでの距離の倍ぐらい奥に、トラブっている福島第一原発があると思われる。

更にその少し先の南相馬市では、心菜ちゃんのジージが今も働いているんだ。


助けて、ウルトラマン!

この付近にみられた震災の傷跡は、道路の通行止めや、屋根の壊れた部分をブルーシートで仮補修している家が多かったこと。よく見れば前の写真にもあるね。


色々助けてよ、ウルトラマン。


なんか「こどもの日」に書く記事じゃなくなっちゃったな…。




ちなみに今年の桜の写真は「桜の写真 〜 2011年04月」と「桜と菜の花の権現堂公園 〜 埼玉県幸手市 2011年04月」で公開してます。


最後までみてくれてありがとう!


桜と菜の花の権現堂公園 〜 埼玉県幸手市 2011年04月

桜と菜の花の咲く、権現堂公園げんごうどうこうえんに行ってきました。埼玉県幸手さって市。
友達のへろへろ氏にドライブで連れて行ってもらい、彼の愛犬エルザと散策。その様子を写真で紹介します。
(写真はクリックで拡大します)


公園の駐車場で車を降りると、早速エルザさんルンルンです。桜並木をくぐって歩きます。

公園駐車場のへろへろ氏とエルザ 桜並木のへろへろ氏とエルザ

すぐ裏に、菜の花畑がありました。
大きな菜の花畑の写真は撮ったことないので、桜より夢中に撮ってます。(^_^)

菜の花畑と桜1 菜の花畑 菜の花畑と桜2 菜の花畑と桜3 菜の花だらけ 菜の花畑と桜4
菜の花と木

菜の花の香りがムンムンで酔いそうなくらいです。
お腹が減っていたからか、菜種油を飲み干したい気分になりました。(普通飲まね〜よ!)


へろへろ氏とエルザが菜の花畑を行く

エルザも、へろへろ氏も今日は今日もお利口さんでした!(笑)


桜

自宅付近の桜は散った感がありますが、こちらは見頃終盤でした。1週間ぐらいずれてるのかな?



権現堂公園は「桜まつり」の他にも「あじさいまつり」や「曼珠沙華祭り」など色々なイベントが行われているようです。
幸手市観光協会


桜の写真、今年はもう終わりかな〜。
ちなみに今年がんばって撮った桜の写真は「桜の写真 〜 2011年04月」で公開しました。

最後までみてくれてありがとう!


桜の写真 〜 2011年04月

桜の写真を公開しました。
写真はクリックで拡大します。大きい方が迫力があるので拡大して欲しいな。携帯よりパソコンの方が綺麗です!

桜づくし編

とにかく桜の写真を並べました。(題名は無理矢理つけたので深い意味はありません)

桜 桜と薄日 桜と光と影 桜と空気 (1) 桜と空気 (2) 桜の花火 桜の様子見 一桜懸命 桜の花花花 桜と魔女の木 桜の枝 桜と鉛色の空


お花見編

小金井公園のお花見風景中心の写真です。
東日本大震災による自粛ムードもありますが、たくさんの人がお花見をしていました。例年より多いんじゃないかと思った程です。自分もですが、被災地の状況に心を痛めてきた反動で「花でも見に行こう」という気持ちになるのかもしれません。さすがに酔っぱらってどんちゃん騒ぎする人たちはいませんでした。

そろそろ「自粛を自粛」しようという動きがあります。被災地の方も「私たちのせいで」という気持ちになる方もいるそうですし、多くの人の心が元気で明るくないと上手くいくことも上手くいかなくなってしまいます。自分は「元気にしつつ気にかけている。そして節電」のスタンスでいこうと思います。


小金井公園のお花見風景

小金井公園のお花見風景。
(自分はいわゆる「お花見」イベントはしませんでした。独りです…)



桜吹雪と子どもたち

桜吹雪と子どもたち。
(自分の子どもではありません…)



走る子どもとお花見風景

走る子どもとお花見風景。
(我が子ではありません…)



桜吹雪の中の人々

桜吹雪の中の人々。
(知人ではありません…)



お花見するコイ

お花見するコイ。
(お友だちです…)



見てくれてありがとうございます。桜のネタはもう1回更新する予定です。
(更新しました。「桜と菜の花の権現堂公園 〜 埼玉県幸手市 2011年04月」)


関連記事

高尾山、軽く歩く 〜 2011年04月

高尾山へ行ってきました。
例のごとく、現地の麓まで2時間弱チャリンコ&徒歩登山。昨年末のダイヤモンド富士撮影以来です。4ヶ月程まともに運動していないので、足がつるのが恐くて(笑)お参りしながらのんびりと登ってきました。
あんまり面白いネタがないので自分メモ的。


山にて

高尾山頂より富士山

いきなり山頂。
富士山は、霞んでいてよく見えなかった。残念です。(^_^;)
まだかなり雪被ってるんですね。


金比羅台より

順番逆だけど、これは登りのとき1号路の金比羅台から。霞んでていまいち。
ダイヤモンド富士撮影下山時にはここで夜景を撮りました。(夜景の写真


木々

何てことない写真ですが…。
春山はまだこれからですね。もうすぐ芽吹いてくるぞ〜!

下山は沢沿いを下る6号路。かなり微妙な感覚ですが、このコースは人間界の音を感じない静寂感があります。高尾山は甲州街道や中央道に囲まれていますが、6号路は尾根や沢が音を吸収しているのでしょうか。



東日本を元気に

チャリティー公演

麓では、中学生と高校生による日本の人形劇のチャリティー公演と募金活動をしていました。

ネットではどこに募金すると目的通りに100%は使われないとか、色々な情報がゴチゴチと流れていたけど、とりあえず詐欺じゃなきゃいいかなぁ。
それよか募金方法。パッと振り込むとか無人の募金箱を使うのもいいけど、小口で複数回にわけて、子どもたちが抱える募金箱に入れるのも生き生きして良い気がする。種まきみたいに。自分も楽しくなるし、子どももニッコリだし、被災地でも役に立つ。


交通安全ステッカー

ステッカー

今回のもう1つの目的がこれ。高尾山の交通安全ステッカー。
自分はご利益とか考えてないけど(笑)、気持ちが軽く(明るく)なるならご利益的なことはあるかもね。親へのお土産。自分も同じ車乗るんだけどね(笑)。


今回はオチがないですが、これにておしまい。(オチは誰も期待してないって?!)
見てくれて、ありがとう!

地球交響曲 第七番

「地球交響曲 第七番」という映画を観てきました。

いや〜〜、良かった。しみじみ。

ガイヤシンフォニー

去年見逃した映画なのですが、結果的に今観て正解だったと思います。
日本人が大きな震災を経験した(している)今こそ、正に観るタイミングだったと。癒し系のはずですが、僕はガツンとやられました。

「地球交響曲」についてWikipediaから引用。

地球交響曲とは、ドキュメンタリー映画の作品名で、「ガイアシンフォニー(Gaia Symphony)」とも読まれる。 全編、龍村仁が監督しており、各編の出演者たちが「地球の中の私、私の中の地球」というテーマで語るインタビューを、美しい景色と共に1本の映画に納めるというコンセプトで制作される。



第七番

今回は次の三人が登場しました。

  • 高野孝子氏(環境活動家)
  • グレッグ・レモン氏(元「ツール・ド・フランス」チャンピオン)
  • アンドルー・ワイル氏(現アリゾナ大学統合医学プログラム部長)

高野孝子氏

「人力と犬ぞりに依る北極海横断の旅を日本女性として初めて成し遂げた」方とのこと。極限の環境で過ごされた経験からくる物事の見方には、とても静かで大きな説得力を感じます。冒険する際の装備が、昔と比べて小型で軽く便利になったことについて語る場面は、何故だか僕の頭に「ガーーン」と響いています。高野氏は大凡次のようなことを語りました。

「便利なテクノロジーは、テクノロジーなしで生きていく術を知っている人が使うのと、それが無いと生きていけない(と思って生きてきた)人が使うのとでは、大きな差がある」

グレッグ・レモン氏

ただの自転車バカ(←敬意を混めて。笑)のおっさんにしか見えないのですが、語ることがいちいちいちいち「智慧のある人なんだなぁ」と思わされるものでした。猟銃で六十発撃たれて死にかけてから、奇跡のレース復活。色々な意味で凄い…。

アンドルー・ワイル氏

「世界各地の伝統医療と西洋近代医学を統合する統合医療の世界的第一人者」とのこと。一部根拠を知りたい話もあったけど、自ら体験して実験して語っている姿勢は頷けます。「病気になるとすぐ薬が出る。今の医療は薬じゃないと治らないと思わされてしまうのが欠点。身体自身に治癒力がある。薬自体が治すのではない」というようなことを仰ってました。

霊性の原風景

日本神道の自然観などが語られます。自然に対する畏敬の念を想ったり、宗教的儀式などから先人の文化や想いを感じることが出来ます。


まとめ

「裸の王様」的であっても皆が妄信的に続けてしまうことは世の中にたくさんあると思います。人間とそのテクノロジーや自然との付き合い方など色々と思いを巡らせて観ることが出来ました。近年の僕は妄想に敏感なので、根拠の無い神秘的な話が多かったら嫌になるんじゃないかと若干心配していました。でも神秘思想に引きずり込む感じではなく、学ぶ点が多くて有意義に観させて頂きました。
僕が地球交響曲に出逢ったのは第四番のときで、それ以降ハマって全作観ています。第一番にはあの有名な歌手エンヤも出ています。

執筆現在(2011年3月)第七番の予告編がホームページのトップで見られます。第一番〜第六番の各ページにもそれぞれの予告編があります。落ち着いた雰囲気の映画です。
どちらかというと女性的センスで好まれる気がします。癒し系だと思います。もし興味の湧いた方はぜひ観てみて下さい。
(滅多に上映してないんだけど。特に地方では…)


地球交響曲のOffcial Site

http://gaiasymphony.com/


上映情報

ラピュタ阿佐ヶ谷 第一番〜第七番 連続上映
2011年3月27日(日)〜4月30日(土)
http://www.laputa-jp.com/

本当にラピュタみたいな面白い建物の映画館です。東京で観るなら今です。



最後に…

もう1つWikipediaからの引用。

この映画は初め、上映してくれる映画館が無かったために、完成から約一年の間「お蔵入り」していた。1992年、龍村監督が自らチケットを引き受けることを条件に、ようやく数週間の上映に漕ぎ着けた。上映後1日、2日はチケットを買ってくれた友人知人で満員になったが、3日目から観客は激減。ところが、公開から2週間目を過ぎた頃から、映画を見て感動した人による口コミにより、当日客が増加。最後の2日間は、前売りのチケットを持ってゆっくり来た客が入れなくなるほどであった。最終的に、第一番の観客動員は3年目に30万人、第二番は半年で20万人を越えた。
この映画の特徴は「自主上映」である。映画を通じて集まった仲間が「ガイアネットワーク」として様々な活動を行い、その後の映画の製作、上映をサポートするようになった。