ダイヤモンド富士やま、見た!! 〜 2008年12月

富士山頂に日が沈む「ダイヤモンド富士」…そんな光景を見てきました。

(写真はクリックで拡大します。あまり拡大しないのもあります)


いざ高尾山へ…


まずは高尾山の山頂でのこと。ここでは冬至の前後に見られるそうです。


高尾山麓にて

高尾山麓のケーブルカーの駅

この日も懲りずに自転車でやって来ました。いつも我が西東京市から2時間弱で着きます。

早めに出発したのでのんびり来る…はず、だった。(^_^;)



道中にて…(回想)

ギ、ギアが、壊れてるっぽい…。(一応叫んどく)ギア〜〜〜ッ!! (@o@;)
モンキースパナと携帯ペンチで、可愛くないカニさんになりながら調整。猿蟹合戦で思わぬ時間を食ってしまった。油で手が真っ黒。手がすべるわすべるわ。ギャグもすべるわ。
そんな訳で、かなり焦って到着。息絶え絶え。

新型ケーブルカー

新ケーブルカー

ケーブルカーが新しくなったみたい。本当は二台ある両方とも撮りたかったけど、時間がなく泣く泣く諦めた。ダイヤモンド富士の時刻まで、あと1時間しかないのだ!(素直にケーブルカーで登れば余裕で間に合ってる気が…)

さて、登山!

自転車で来たら、徒歩で登山。いつもニコニコ最後まで肉弾戦。今日は休憩全く無し!
一号路を逝く・・・ぜぇぜぇ・・・ぐあっ・・・げほぼっ・・・ふもょら・・・(略)・・・

登頂!

混み合う高尾山頂

いきなり登頂〜〜〜っ!!!
何だこの人ごみは…。ここは都心か?!(去年もそうだったけどね)

速歩き

後でわかったけど、徒歩登頂43分30秒の自己新記録。
45分を切るのはもう走らねば無理と思っていたので、速過ぎで驚き。しかも階段で足止め喰らったのに。この日は途中の分岐で男坂を使ってみたので、その方が断然速いらしい。登頂を速さで楽しみたい人は、男坂がお得みたいです。自分の歩行の探求とは逸れますが、気が向いたらまた男坂で挑戦してみます。ちなみにいつもは女坂使用。女坂なので美女がたくさん登っていると思い…年配の方に登山が流行ってるそうな。

ダイヤモンド富士なるか?!

さて、間に合ったみたい。ぼ、僕の(?)ダイヤモンド富士はっ?!
自転車と登山の長い長い道のりでやってきたのですが…

ダイヤモンド富士5分前

うわぁっ、また(また?!)曇が被ってやがるぅぅ〜〜っ!! (T_T)
写真中央に薄ら右上がりの線。正に右の雲の後ろが、富士山頂ってことだ…。「今日はダメだな…」辺りの人が漏らし始めた。

5分後…
く、雲が消えた…。何故か消えた!!

ダイヤモンド富士!!

「凄い!」「きれい!」などと歓声があがる。シャッター音が聞こえ始めた。
ダイヤモンド富士が、始まったのだっ!!!

ダイヤモンド富士

数分のチャンスで撮りました。レンズと腕がへなちょこでお見苦しいですが、こんな感じです。

ダイヤモンド富士

少しアップで。望遠450mm(35mm換算)でこのくらいの大きさ。

25日の朝日新聞のむさしの欄で、同じような写真が紹介されていました。誰だかわからないけど同じ場所にいた人だ〜! (^_^)

ダイヤモンド富士

あぁ…、沈んだ…。わずか数分の出来事…。
最後に拍手している人も。雲を見て諦めた人が終わってから戻ってきて、更にガッカリしてた(涙)。
道中の苦労が走馬灯のように思い起こされる。帰りの道中のことは決して考えないようにしよう…。

ダイヤモンド後

ダイヤモンド富士後 ダイヤモンド富士後

富士山左が暗いのは、手前の空気に影が出来てるんだと思う。アップして山頂見てみて。暖色系のくせにメチャ寒そうだよ。

太陽が見えなくなってすぐ、高尾山も一気に冷えてきた。手が凍りそう。登りで汗をかいたので、冷え過ぎ。放射冷却。凍るって…。
別の走馬灯が見えてきた(笑)ので、山頂の影で着替える。寒中水泳な気分・・・でも不思議と暖かいような・・・寝ちゃダメだっ!!

しばらく山頂でジッと過ごす。小動物のように小刻みに震えながら。でも全然可愛くはないのだよ。ニコッ
5時過ぎた。そろそろ良いかも。

夜景を眺めながら下山


夜景

山頂からの夜景

去年知ったのだけれど、夜景がやけぃに(…。)きれいなのだ!!

この夜景を所々見ながら、下山する。



下山について


ダイヤモンド富士の時期は臨時ケーブルカーが出ていて、この時間でも乗って帰れるはずです。(調べてね)

使わないで下る人もチラホラいます。僕も使わないんだけど。

ライトは何時でも持っていた方が良いですが、夕暮れ時にライトを忘れた人は1号路以外はぜひとも下りないで。

1号路も中腹のケーブルカー駅までは電灯が大体ありました。年中点いているかは不明。

それより下は、基本的に真っ暗です。舗装はされてます。


真っ暗闇で…


真っ暗な道を行く。今年は月も出てなくて、本当に真っ暗。

慣れた舗装された道というのもあって、敢えてライトを点けないで歩いてみる。結構楽しい。

(溝と縁に注意。お勧めはしない)


ときどき山の木々の上を何かが追ってきて、変なしゃがれ声を出したりするのだ!…って、その時は怖くなかったけど、今考えたら結構怖いかも…。(@_@;)

(でも闇の中、僕とバッタリ出逢った人はもっと怖かったかも)

感度1600でシャッタースピードを10秒にして撮ってみたけど、この世のものは何も写らなかった。


夜景

金比羅台からの夜景

金比羅台で夜景を見る。1号路から1分寄り道するとこんな景色があります。


走ってる電車が見えると楽しい。「何処を通ってきたのだろう?」と道を辿るのも楽しい。

しかし同じことだけど「何処を帰るのだろう?」と辿った瞬間に目の前が真っ暗になった…。もともと真っ暗だけど。



舗装してない道で少し下っていたら、闇の中を4人の学生(?)がライトを点けずにガヤガヤ上がってきた。たまたま直前でライトを点けたらびっくりしてた(笑)。これから登りかい!

「気をつけてね〜」と挨拶。何かあっても助けられなければ助けられないよ、と思う。…脳から「自分の方が危ない」というツッコミが(汗)。



無事終了…


そして、この無理矢理な楽しさと寒さで脳を麻痺させながら、無事に帰ってきました!!

今週は(今週?!)ダイアモンド富士がちゃんと見られて良かったよ!!

今年はこれで最後だな。執念で撮った気がする…。


高尾山のはおしまい!




東久留米駅のダイヤモンド富士


おまけで、西武池袋線の東久留米駅、富士見テラスからのダイアモンド富士。こちらは近所。

こっちの方が良く撮れているとかいうツッコミは禁止!(笑)


ダイヤモンド富士

東久留米駅より

ダイヤモンド富士

ダイヤモンド富士



最後に…


ところでどうして「ダイヤモンド」富士なんだろう? 日本語でいうと、金剛石富士山か!?


最後まで、読んでくれてありがとう!!

6 thoughts on “ダイヤモンド富士やま、見た!! 〜 2008年12月”

    1. こんばんわ、ソーリムウーハーさん。(?)

      イヌフルエルザにかかったとかいう噂を聞きましたが、大丈夫でしょうか? 鳥?

      >もちろんGoogleEarthのセスナ機でね・・・

      あれはサンタの橇じゃなかったのか!
      たぶんウチのMacじゃ動かないからそのうち試してみるよ。

  1. す、す、すばらしすぎる~!

    いやぁ、美しいです!
    暖かい部屋でぬくぬくラクチンして見ると、よりいっそう素晴らしさを感じます(笑)。
    伸されたシャムネコが横からダイアモンド富士を覗きこんでいますね。猫ってほんとに好奇心が強い生き物です。

    いきなり太平洋上から伊豆半島の夜景を撮ったのかと思いましたよ(金毘羅台からの夜景)

    それにしてもちゃんと着替えを持っていったのはエライ! さすが辛苦の経験を何度も積んでいるお方ですなあ。(着替えって、もしや全取っ替え? フッフッフ・・・)

    東久留米駅からの1枚目のほうは、どうやってあんなに富士山が高く撮れたんでしょう? 念力とジャッキで富士山を持ち上げたとか?

    1. こんばんわ、悦子おばさん。

      シャムネコみたいな特徴的な雲ですね。新聞の写真を見てすぐに「この雲見た!」って思いました。

      着替えを持っていくのは、悦子おばさんから教えてもらったではないですか。雪山で氷柱にならないように…と(笑)。もう全取っ替えです。脱皮して肉も骨も魂まで着替えました(笑)。分解しても私の本体は見つからず、結局誰が着替えたのでしょう??(@_@)

      富士山が高いのは縦位置だからでしょうか?? 2枚目を縦にトリミングすると同じようになります。(富士山以外の地域を念力で凹ませたのは内緒です…)

  2. HAYAさん、毎度の高尾山行脚お疲れさまです。
    高尾山には大昔に2~3回くらいしか登ったことがないけど、なんだか自分もふらっと行ってみたくなりますね。(^-^)
    考えてみればこれまで、友人と初詣でついでに登ったりとか親に付き合わされたりとかの牛に引かれてなんとやらばかりで、自分の意思で登りに行ったことはなかったなあ。

    東久留米駅の方が写真としては良く撮れているのかもしれないけど、スモッグの影響か富士山の山体がうすらぼやけてしまっていますね…
    高尾山山頂との比較が興味深いです。

    「この世のものは何も写らなかった。」って、この世のものじゃないものは写ってたんですね?[[Y]/y]
    霊が現れるときは寒く感じるといいますが、逆にHAYAさんの親父ギャグの寒さに霊の方が呼び寄せられたのかもしれません。:-)

    1. まぬさん、コメントありがとうございます。

      たしかに僕はもう高尾山信者の行脚とか巡礼のレベルかも(笑)。
      数年前に半分冗談でチャリで来て登ってからハマってしまいました。高尾山は低いですが、寂しくもないし気晴らしにも運動不足解消にも良い感じです。
      まぬさんも、高速道路を歩いてきて高尾山に登るなんてどうでしょう?(笑)

      東久留米のときは、水蒸気が多い日だったかもしれません。直前まで富士山は全く見えませんでした。あと僕がピントを外している気がします(笑)。
      でも見えるときは肉眼でも、高尾山からの方がクッキリとしてる印象はあります。僕の思い込みでないとは断定できませんが(汗)。

      > 「この世のものは何も写らなかった。」って、この世のものじゃないものは写ってたんですね?[[Y]/y]

      うっ。鋭いツッコミ! …お、思い出させないで下さいっ!! (@w@;)

      > 霊が現れるときは寒く感じるといいますが、逆にHAYAさんの親父ギャグの寒さに霊の方が呼び寄せられたのかもしれません。:-)

      ぼ、僕のギャグは寒くないですよぉ! とてもクールなギャグです!(クール…?)
      気をつけないと、寄ってきちゃうでしょうか??(笑)

      まぬさん、後ろ〜っ!!! (@o@)
      (笑)

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