Post ID:2537
お住まい:北海道
> 普通に考えると、どの年に生まれても基本的に17年後に出てきそうだよね。例えば、17年周期の5年後に出てきたセミ同士が交配したら、その子供が出てくるのも17年周期の5年後、みたいに。個体として17年という時間を持ってるけど、確率的に17年周期のセミしか生き残らなくなってしまった、ってことなのかな。素数なのは不思議なとこだけど。
> それとも17年周期の5年後に出てきたセミ同士が交配したら、その子供も謎の力で12年後(17年周期の年)に出てくるのかな。こっちが正解だったら、更にもの凄く不思議だよね。
5年ずれた年に運良く交配できたセミがいたとして、運良く生まれた幼虫が土に潜ったとして・・・
おそらくその幼虫が羽化するのは、やはり5年ずれた17年後になるのでしょう。
ただ、やはり他のセミが出てきてないので交配できずにその代は滅びるというわけです。
ご存知の通り成虫になったセミに残された命は他の昆虫と比較しても圧倒的に短いわけで、それだけ交配するチャンスが減るのも原因にあるのだろうと思います。
元々は毎年出ていたのが、過去の気象状況等によって、この代だけが残ったのかもしれないですね。
大量発生といえば数年前、あきる野市近辺のどこだかの公園の栗の木に蛾の幼虫(何の種類かは忘れてしまいましたが・・・)が大量発生したことがあります。
幼虫達は公園にあった全ての栗の木を覆いつくし、葉を食べ尽くしました。
その結果、全ての幼虫が餓死しました。
大量発生したために滅びてしまうということもあるんですね。