真・ボス猿の迷走
昨夜の猿の話の続きです。単一価値観で囲い込むと、優劣の競争が生まれるって話。
で、その番組を見終わった後に思いついたんですが…、
単一価値観の行き着く果てって、「唯一神」的なものだと思ったんですよ。キリスト教とかイスラム教(唯一神だよね?)みたいな価値観。人間の心の中の、何か純粋なものを求めてしまう働き。真の善は何?みたいな。
そこでまた、強引にアメリカの話にしちゃいます(笑)。
「民主化=善」みたいな結びつきが強くなればなる程、「民主化っぽくないもの=悪」なってしまうのかなと、思ったのです。少なくとも日本より、中間を選び難い国民性(言語性?宗教性?)じゃないかな、なんて思うし。
神への想い故に、バベルの塔をどんどん高くして上るなら、下界という悪の荒野も広がる訳です。自分が唯一神になって、裁きたくもなるのではないかと。
アメリカの戦っているのは、「民主化っぽくないもの」という亡霊(幻想)なのかもしれない、なんてのも1つの見方かも。それと、勝手に死んでしまったソ連の亡霊との戦い。
敵が、国内(民主化っぽくないもの)や国外(ソ連)にも大凡いなくなったのに、攻撃エネルギーが止まらない。他者という抵抗感を失って、自己の輪郭の再編成が混乱し、不用意に自己拡張が進む。亡霊への攻撃は空回りしつつ、遂には現実の事象に亡霊を重ね合わせてしまう…。
誰もいない世界に心を閉じ込められ、1人で戦い続ける巨人。いつか目を覚ますのか??…そんな帝国アメリカの神話。(ちょっと比喩的には宜しくないかな?!)
人の心には何かにしろ物語的な流れがあり、筋書きを求めてしまうと思います。…そんな唯一信仰的な物語が、アメリカ人の心に流れていて、闇雲に歯車を回していたら嫌だな、とそんな発想で考えてみました。
(僕は米政権がイラクへ民主化の為の戦争をしたとは思ってないけどね。それでも、プロパカンダを信じている人達はいるし、戦争と関係無いレベルでも民主化への気持ちは強い人々だと思うし、そういう流れもあるかもしれないな、と…)
今日本は、多神教的(多価値)物語を世界へ輸出しつつあるのかな。植物のようにジワジワと広がるのだろうか。…詳しくないんだけど、僕は日本の映画とかアニメにはそんな印象と期待を持つ。
で、その番組を見終わった後に思いついたんですが…、
単一価値観の行き着く果てって、「唯一神」的なものだと思ったんですよ。キリスト教とかイスラム教(唯一神だよね?)みたいな価値観。人間の心の中の、何か純粋なものを求めてしまう働き。真の善は何?みたいな。
そこでまた、強引にアメリカの話にしちゃいます(笑)。
「民主化=善」みたいな結びつきが強くなればなる程、「民主化っぽくないもの=悪」なってしまうのかなと、思ったのです。少なくとも日本より、中間を選び難い国民性(言語性?宗教性?)じゃないかな、なんて思うし。
神への想い故に、バベルの塔をどんどん高くして上るなら、下界という悪の荒野も広がる訳です。自分が唯一神になって、裁きたくもなるのではないかと。
アメリカの戦っているのは、「民主化っぽくないもの」という亡霊(幻想)なのかもしれない、なんてのも1つの見方かも。それと、勝手に死んでしまったソ連の亡霊との戦い。
敵が、国内(民主化っぽくないもの)や国外(ソ連)にも大凡いなくなったのに、攻撃エネルギーが止まらない。他者という抵抗感を失って、自己の輪郭の再編成が混乱し、不用意に自己拡張が進む。亡霊への攻撃は空回りしつつ、遂には現実の事象に亡霊を重ね合わせてしまう…。
誰もいない世界に心を閉じ込められ、1人で戦い続ける巨人。いつか目を覚ますのか??…そんな帝国アメリカの神話。(ちょっと比喩的には宜しくないかな?!)
人の心には何かにしろ物語的な流れがあり、筋書きを求めてしまうと思います。…そんな唯一信仰的な物語が、アメリカ人の心に流れていて、闇雲に歯車を回していたら嫌だな、とそんな発想で考えてみました。
(僕は米政権がイラクへ民主化の為の戦争をしたとは思ってないけどね。それでも、プロパカンダを信じている人達はいるし、戦争と関係無いレベルでも民主化への気持ちは強い人々だと思うし、そういう流れもあるかもしれないな、と…)
今日本は、多神教的(多価値)物語を世界へ輸出しつつあるのかな。植物のようにジワジワと広がるのだろうか。…詳しくないんだけど、僕は日本の映画とかアニメにはそんな印象と期待を持つ。