ゲーム感覚で…
以前、この掲示板でこういう話をしたことがある。
湾岸戦争のときテレビで、米軍の使う暗視スコープの映像が流れた。白い点のように映るイラク兵に注がれる銃弾による閃光。そのあとで1人の米兵が笑いながら「奴らはどこから攻撃されてるかもわからないで逃げ惑うんです」と言ったこと。その正に、人が死んいるはずの映像に、僕はそれまで感じた事のない違和感を感じた…という話。
今日こんな話を掘り返した僕にとって、イラク兵とか米兵とか、またそのセリフを吐いた米兵個人という枠は重要ではない。人がテレビ(映像)の向こう側で起きていることに、如何に残酷になれるか、という話をしたかった。安全な場所での傍観という、自分が圧倒的に強い立場にあることを忘れ、如何に暴力に加担してしまうか。これは先日した話、イラク人質への異常なバッシングにも通じます。
自分が直接見ている人に対してミサイルのボタンを押せなくとも、テレビの中に映る人だったら何となく押してしまえそうな、そんな危うい心理って私たちにないでしょうか?
僕にこんな書き込みをさせたのは、ネット巡回中に見つけた「ゲームではない」ゲームです。上記の文をゲームの紹介に繋げるにはちょっと安易だったかもしれません。でもこのゲームは、そのような暴力について考える手がかりになる1つの試みだと感じました。
一応、敵がいます。Shockwaveのゲームなので、今ならほとんどの方がブラウザ上で出来ると思います(ダメならShockwaveプラグインを入れるべし)。せめて1回はやってみてください。
湾岸戦争のときテレビで、米軍の使う暗視スコープの映像が流れた。白い点のように映るイラク兵に注がれる銃弾による閃光。そのあとで1人の米兵が笑いながら「奴らはどこから攻撃されてるかもわからないで逃げ惑うんです」と言ったこと。その正に、人が死んいるはずの映像に、僕はそれまで感じた事のない違和感を感じた…という話。
今日こんな話を掘り返した僕にとって、イラク兵とか米兵とか、またそのセリフを吐いた米兵個人という枠は重要ではない。人がテレビ(映像)の向こう側で起きていることに、如何に残酷になれるか、という話をしたかった。安全な場所での傍観という、自分が圧倒的に強い立場にあることを忘れ、如何に暴力に加担してしまうか。これは先日した話、イラク人質への異常なバッシングにも通じます。
自分が直接見ている人に対してミサイルのボタンを押せなくとも、テレビの中に映る人だったら何となく押してしまえそうな、そんな危うい心理って私たちにないでしょうか?
僕にこんな書き込みをさせたのは、ネット巡回中に見つけた「ゲームではない」ゲームです。上記の文をゲームの紹介に繋げるにはちょっと安易だったかもしれません。でもこのゲームは、そのような暴力について考える手がかりになる1つの試みだと感じました。
一応、敵がいます。Shockwaveのゲームなので、今ならほとんどの方がブラウザ上で出来ると思います(ダメならShockwaveプラグインを入れるべし)。せめて1回はやってみてください。